2009年11月10日

シュトーレンの作り方

炊飯器とはまったくもって優秀な調理器具です。
今では炊飯器調理の本まで出ているほど、1台の炊飯器で煮込み料理やお菓子まで、幅広いメニューがこなせるのです。

ホットケーキの生地をフライパンで焼かずに炊飯器に入れてスイッチオンすれば、しっとりした丸いケーキができることは有名な話です。
同じように、なんとクリスマスケーキレシピの定番シュトーレンも炊飯器で作れてしまうのです。
炊飯器ならではの保温機能がイースト菓子の発酵に適しているのですね。
ここでは作り方も手軽にするなら材料もできるだけそろえやすいものを使って、お手軽シュトーレンの作り方を紹介したいと思います。

材料:強力粉…210g、ドライイースト…小さじ1、砂糖…小さじ2、塩…小さじ1/2、卵黄…1個分、牛乳…100ml、無塩バター…60g、オレンジピール…40g、レーズン…100g、くるみ…15g、ブランデー…小さじ2
仕上げ用(溶かしバター…大さじ1、砂糖…適宜、粉砂糖…適宜)
作り方
1.レーズンはブランデーに漬け、くるみとオレンジピールは小さく刻んでおきます。
2.ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れ、泡立て器でよく混ぜておきます。
3.バターをレンジで30秒ほど加熱して溶かし、人肌に温めた牛乳と卵黄と一緒に混ぜ合わせます。
4.3.を2.に入れ、箸を使って全体をかき混ぜ、ひとまとまりになったらラップをふんわりとかけて10分休ませます。
5.休ませた生地を、今度はボウルに叩きつけるようにしてよくこねます。
3分程こねたら1.を混ぜて丸め、サラダ油を薄く塗った炊飯器の内釜に入れ炊飯器にセットします。
保温で10分、その後スイッチを切って30分ほど発酵させます。
6.2倍ほどの大きさにふくらんだら、打ち粉をしたまな板に生地を取り出し、めん棒で伸ばして三つ折にし、かまぼこ型に整えます。
7.6.の生地を再び内釜へ入れ、保温で10分、スイッチを切って20分、二次発酵させ、そのまま普通の炊飯で炊きます。
8.スイッチが切れたら取り出し、熱いうちに仕上げ用の溶かしバターを表面に塗り、砂糖をまぶします。
完全に冷めたら粉砂糖をたっぷり振って完成です。

一度の炊飯で焼けていなかった場合は、再加熱してください。
炊飯器レシピでは本格的なシュトーレンというわけにはいかないかもしれませんが、手軽にできるクリスマスケーキレシピとしては十分過ぎる程おいしいお菓子ができます。
「なんちゃってシュトーレン」くらいのつもりで気軽にチャレンジしてみてください。
そして「本場のシュトーレンが作ってみたい」と感じたら、そこからはまた新たな挑戦です。



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